7月18日(水)
燕岳からの富士山
昨年11月北アルプスの燕岳に登った。前日積もった雪とダイヤモンドダストが
キラキラ輝く素晴らしい景色を堪能した。その時に出会った若いカップル、
富士山に登ったのがきっかけで山登りを始めたそうだ。でも、富士山には2度と
登りたくないと言う。理由を聞くと「何も見えなくて楽しくなかった」
夜、ヘッドランプで足元を照らして登る、見えるのは自分の足とゴツゴツした
黒い溶岩だけ。週末ともなれば渋滞がそれに輪をかける。
「この燕岳だって夜間にヘッドランプを点けて登ったら何も見えませんよ!
今度天気の良い時の昼間、富士山に登ってみて下さい」と変に力んでいる自分に気付いた。
「富士山は登る山じゃない、遠くから眺める山だ」などと聞いても以前は何も
思わなかったのに・・・。
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