ナビゲーターの青木さんが「富士山が終わったらみんなで富士山へ登ろう」と誘ってくれた。
昨年一緒に働いた佐藤さんからも「ぜひ一緒に」というメールをいただいた。
その日は残念ながら富士山の案内所の片付けをやらなければならない。
昨年2ヶ月間一緒に仕事をしたというだけで今年も誘ってもらえるのはとても有り難いことで
良い仕事をさせてもらったと改めて思う。写真は昨年のもの、頂上富士館の前で。
富士宮口を登って行くと旧七合五勺辺りに荒神岩がある。この荒神岩は1000年以上いつもポタポタと
水が滴り落ちていると言われている。昔、喉が乾いて動けなくなった役行者(エンノギョウジャ)の所に
猿が現れ、荒神岩に導いて助けたそうな。
しかし、現実には富士山に猿はいない。猿が生きていくには水が欠かせないのだが富士山には川や
池がない。荒神岩の言い伝えになぜ猿が登場したのか不思議に思うが、申(さる)の日に富士山が
現れたとの故事から、富士山の使いとして猿が用いられるようになったのだろうとの説。
単に山岳そのものをご神体とする神の使いにふさわしいから(山王の猿として)猿が神使とされた
という説もある。浅間神社には初申祭という祭りがあり例大祭として盛大に行われるそうだ。
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